アルバム

New Birth / Behold The Mighty Army (1977年)

今回の私のセレクトはソフロ中心ではありますが、実は収録曲の殆どがタツローのSSBの影響下にあります。昔は毎回エアチェックを欠かさない結構コアなリスナーだったのです(現在では聴くことすらありませんが)。 そして本題のNew Birth。これもSSBの影響下…

Annette Peacock / I'm The One (1972年)

強烈なジャケ。中身も強烈。これは病み付きになる。ポール・ブレイ、アイアート・モレイラといったジャズ人脈も加わったジャジーでファンクなサウンドは、電気ボイス、アナログシンセ、多様なエフェクト等の色仕掛けを織り交ぜ、彼女の攻撃的な歌声と共に鋭…

Jade And Sarsaparilla / Jade And Sarsaparilla (1976年)

どうもレズビアンのコンビらしい。Janet HoodとLinda Langford。デュオスタイルではあるが、音楽的主導権は作曲とピアノをこなすJanet Hoodにあるようだ。ジャズ色濃厚なサウンドには、時折ローラ・ニーロのような内省的な陰も見え隠れする。「It's Gonna Ta…

William Saint James / A Song For Every Mood (1973年)

男2人女1人のフォーク・トリオ。複数人となれば、もちろん素敵なハーモニーも聴かせてくれるわけだが、特に女性ボーカル声がツボ。ソフロにも通じるような楽曲と、風通しの良い雰囲気も魅力で、12弦ギターと6弦ギターそしてピアノという簡素なバックが、作品…

Samuel Jonathan Johnson / My Music (1978年)

ジノ・ヴァネリの如く、早過ぎたブラック・コンテンポラリー・サウンドとでも言うべきであろうか。どちらかというと、ジャズ/フュージョン系の演奏でもあり、ロイ・エアーズのような雰囲気も感じる。女性コーラスが、都会的で艶やかなサウンドを盛り立てる。

Smoky Robinson / Smoky (1973年)

ソロ転向後1作目。SmokyとWillie Hutchとの共同Prodで、アレンジはGene PageとWillie Hutch。いきなりA-1「Holly」のスウィートさで腰が砕けそうだ。カバーであるA-2「Never Can Say Goodbye」なんかは、グルーヴ感がモロにツボ。そしてキャロ・キンのカバー…

Bobby Caldwell / Bobby Caldwell (1978年)

ベタネタ!。「Love Won't Wait」に尽きる!。

おかわりシスターズ / ラスト (1985年)

お題セレクトのネタ探しのために部屋中のレコードやCDを引っ掻き回しているのだが、つい普段聴かないようなアルバムを発見しては聴き入ってしまう。 以前ヤフオクで落札した、おかわりシスターズの曲でも使おうかなとも思ったが、「コーラス&ハーモニー」…

Baldwin And Leps / Calamandantine Brown (1971年)

幻の名盤

Carly Simon / Anticipation (1971年)

2作目

Bonnie Koloc / After All This Time (1971年)

名盤

Arthur Adams / It's Private Tonight (1972年)

黒人ブルースギタリストによる、和みのアルバム。Blue Thumbからのリリースでトミー・リピューマのProdとくれば、期待通りのソフトかつファンキーなサウンド。ベン・シドランのようなボーカルのヘナヘナ具合が、見事にサウンドと調和している。楽曲のノホホ…

Esther Williams / Inside Of Me (1981年)

私が中古盤を買う際には、滅多に試聴はしない。直接店員に勧められたならば、面倒だけど仕方なく試聴をしてあげるくらいである(^^)。冒険買いの楽しさは、家に帰るまでのワクワク感に尽きる。耳が肥えてきたのもあるが、鍛錬のおかげで失敗はなくなった(…

Allee Willis / Childstar (1974年)

EW&Fの名曲「September」などの作曲クレジットに名を連ねる女性SSW。その作曲センスはEW&Fも一目置く程で(本当か?)、彼女のソロ・アルバムでもその才能は如何なく発揮されている。ロジャ・ニコ、ローラ・ニーロ、デニス・ランバートといった素晴らしいコ…

Bertha Belle Browne / Bertha Belle Browne (1972年)

早速、今日入手したアルバムから。レーベルMainstream、規格番号MRL-383。てっきりジャズやソウル専門のレーベルかと思ってたら、SSWモノもあるんだね〜。おまけに、期待を裏切らなかった。あのアリス・クラークのアルバムのバックとほぼ同一と思われる演奏…

Michael Wycoff / Come To My World (1980年)

今やクラシックとなっている2ndの『Love Conquers All』で知られるMichael Wycoffの1st。以前からキーボード奏者としても活動していただけあって、メロウな楽曲やアレンジには安定感があり、80年代特有の「音空間」は感じられるものの、まだ明る様にコンテン…

Harold Melvin & The Blue Notes / To Be True (1975年)

ここらで有名どころを取り上げて軌道修正。名盤『Black & Blue』に続きリリースされた、シックなジャケの3枚目。前作でヒットしたダンサー路線を、この3枚目でも踏襲している。そしてお馴染みGamble-HuffのスウィートなメロディとBobby Martinの手馴れた華…

Karen Pree / Karen Pree (1977年)

ジョニー・ブリストルと共にグラディス・ナイト&ピップスを手掛けたプロデューサーClay McMurrayの奥さんであるKaren Pree。Karen Preeはソロ以前にPree Sistersなるグループにいたらしいが、詳細は不明。このアルバムはもちろんダンナのプロデュースとアレ…

O'Jays Meet The Moments / O'Jays and Moments (1974年)

文字通りの競演盤。Stang (オール・プラチナム) からのリリースということで、オージェイズの曲もアノ音質。もうどちらのクループの曲なのか区別つかない(ウソ)。それぞれ自作の曲を自演しているので、グループの特色は出ている。ただ、オージェイズの方の…

Randy Brown / Intimately (1979年)

一昨日取り上げた盤に続いてリリースされたのが、今日の盤。可憐な女性コーラスやメロウさは相変わらずだが、アレンジにポップさと洗練さが増し、幾分かサザン・ソウルのディープさも加わった、奥行きのあるサウンドである。休日の晴れた午後に聴くと最高な…

New York Community Choir / New York Community Choir (1977年)

なんと総勢15人から成る、ニューヨークの男女ボーカルグループ(うち男性4人、後のRevelation)。こう大所帯だと聖歌隊っぽく見えるが、実際まさにリード・ボーカル+ゴスペル・コーラスなのである。楽曲は粒揃いだし、サウンドの方もN.Y.のファースト・コー…

Randy Brown / Welcome To My Room (1978年)

後にサザンソウルのシンガーとして知られるようになるが、L.A.のA&Mスタジオで録音されたこのデビュー盤は何故かメロウ極上。その手の音が好きな人にとっては紛れもなく名盤。リオン・ウェア、リロイ・ハトソンな感触。そして少しエロティック。

Janice / Janice (1975年)

リードボーカルで紅一点のJanice Barnettと、バックボーカルに男性4人の黒人グループによるアルバム。この紅一点はジャケで見る限りはなかなかルックスの持ち主だが、ミリー・ジャクソン並に黒々として迫力のあるボーカルスタイルには、ちょっと驚く。Harvey…

Roy Ayers Presents Ubiquity / Starbooty (1978年)

もはやレアグルーヴの代名詞的なアーティスト。ジャズ畑の人間の中では最もソウル/ファンク寄りなアプローチではなかろうか。基本的にどの作品でも、ファンク的なポリリズムやグルーヴに対する執拗なまでのこだわりを感じさせる。一方、本来のジャズミュージ…

Joe Bataan / Mestizo (1980年)

サル・ソウル・レーベルの創始者。本来ならサルサとソウルミュージックを融合させたラテン色の強い特別な音楽をサル・ソウルと言うべきだが、サウンドは次第にフィリー主導となり、N.Y.ダンスに吸収される形となる。創始者自身もその流れをしっかりと受け止…

Brian Auger & Julie Tippetts / Encore (1978年)

二人の再会盤。その間ジュリーはキース・ティペットの奥方になったけれども。この時期のオーガーのサウンドは、オブリヴィオン・エクスプレス時代から推し進めてきたクロスオーバー/フュージョン化が落ち付きを見せた、ポップで小慣れたもの。旧友の為に、彼…

Keith Tippett Group / You Are Here...I Am There (1970年)

ジャズは昔たくさん聴いたけど、英国ジャズには全く耳を傾けなかった。興味を持ったきっかけは、プログレやジャズ・ロック。その時、キース・ティペットという素晴らしい英国のジャズミュージシャン(ピアニスト)を知った。クリムゾンやソフト・マシーンに…

Real Ax Band / Move Your Ass In Time (1976年)

これはどちらだかわからない。同じドイツのキティー・ウィンター・ジプシー・ノーヴァを聴くような感覚(笑)。健康的なプログレというより、不健康そうなブラジリアン・ミュージックかな。

Renaissance / Ashes Are Burning (1973年)

いや、非常に健康的なプログレもある。ルネッサンスに至っては、美しいフォーク系のソフトロックを聴くような感覚(笑)。アニー嬢の歌声による癒しの効果は、科学的に実証されても不思議ではないくらい。

Soft Machine / Third (1970年)

休日にプログレを聴くなんて、健康的じゃないかも(^^;。昔から個人的には、ファラオ・サンダースやロニー・リストン・スミスといったスピリチュアル・ジャズを聴くような感覚なんだけれども。