うに


なんか、久々にジャズを聴きたくなったので
棚から取り出したのが、普通じゃないジャズアルバムw。


THE SOUND OF FEELING / UP INTO SILENCE


このCD、実は2枚のアルバムを編集したものでして、
1968年の「THE SOUND OF FEELING AND THE SOUND OF OLIVER NELSON」
からA面の5曲と、1969年発表の「SPLEEN」から全曲、ボーナスに未発表曲5曲
といった体裁となっております。


THE SOUND OF FEELINGとは、ボーカル担当の双子美人姉妹に
ボーカル&ピアノ&アレンジ担当のGARY DAVID(オッサン)
からなる3人組グループであります。
ジャケだけで見ると、とってもラブリーなソフトロックの
グループかと思いがちですが、
聴けばナンジャコリャ。


基本スタンスは、ジャズとサイケ。
フリー・ジャズ的な要素もあり、ジャジーなサイケロックあり、
ビブラフォンをフューチャーしたクールなサウンドあり、
アフリカ民族音楽風あり、呪い的なスキャットあり、
S&Gの有名曲カバーあり、優美なチェンバー・ミュージック風あり、
クラヴィネットがウネウネいうファンク・ロックあり、
もう混沌としてますが、とっても良いです。


やっぱりジャズ好きには、OLIVER NELSONが参加してる
楽曲群に一番惹かれますね。
コルトレーンの名演でも有名な「MY FAVOURITE THINGS」なんかも
変態スキャット入りでやってますが、
サックスのブロウ具合や重々しいベースとドラムの音と合わせて
とてもカッコいいんです。

うに


久々にパソコン立ち上げてるついでに、連投!。


とても性能の良いスマートフォンのおかげで、
性能の悪い10年前のPCを起動することが少なくなりました。
インターネット閲覧、メールやり取り、SNSでの独り言等、
常に手持ちで起動しているスマートフォンで事足りてしまう。
このブログなんかも更新できちゃうのですが、
これは結構面倒くさいw。
なもんで、更新頻度が少なくなってしまうのです、スミマセン。


今日、渋谷に行ったついでに寄ったタワレコで買ったCD6枚。
久々にソウル、レアグルーヴ系のCDを買いました。


FIVE STAIRSTEPSのCD、また買ってしまいましたw。
似たようなのをいったい何枚持ってるのやら・・・。
でも好きなんだから、しょうがない。

うに


絶対、見た目で損しているアラスカのサイケ/フォーク。


WINDFLOWER / WINDFLOWER (1971)


太陽にほえろ!の山さんみたいなモジャモジャ頭が
ギターを弾いているらしき絵なのですが、
色使いや模様がなんともねぇ・・・w。


肝心の内容は、アルバムジャケットの図柄やその印象とはまるで正反対な
非常に取っ付き易いサウンドとなっております。
若干アシッドな感じもしますが、
全般的にメロウで爽やか!、時にグルーヴィー、いい感じです。
12弦アコギ、ベース、パーカッション、ピアノといった簡素な編成を基本とし、
曲によってはエレキギター(セミ・アコ?)、フルート、エレピ、
ビブラフォンといったジャズっぽい楽器で、
いい味付けをしてます。
男女7人組のグループなのですが、
曲によって男性ボーカルと女性ボーカルを配し、
混合ハーモニーも非常に素晴らしいですね。


ここ最近聴いた中では非常に印象に残ってるアルバムで、
個人的には一生モノかもしれません。
何度でも聴いていたいです。

うに


こんな名盤、やっとこさCD化されたんですね。


The Presidents / 5・10・15・20・25・30year of love (1970)


6年前にホームページの方でも取り上げたくらい
大好きなアルバムだったのですが、
すかさずCDでも買ってしまいました。
もう、歓喜です。


CDジャケ下部には「Their Greatest Hits」
なんて書いてありますが、
オリジナルアルバムから全曲(曲順同一)プラス
アルバム未収録の7inch
「the sweetest thing this side of heaven」が含まれた、
実質はオリジナルフォーマットにボーナス1曲、あるいは
おそらくプレジデンツのコンプリートCDという形になっております。


今は亡き、ワシントンのハッスルおじさん、van maccoyが、
ハッスルする以前に手がけた3人組グループによる
全曲スウィートなアルバムでございまして
説明不要の名盤だと思います。


おなじみの、タイトル曲「5・10・15・20・25・30year of love」。

7inch「the sweetest thing this side of heaven」がyoutubeに転がってましたw。

うに


予告通り、珍しくジャズのアルバムを取り上げます。
昔はジャズのCD買い漁って聴くほどだんたんですけど、
有名盤等はほとんど売り払っちゃって
今手元に残ってるのは、ちょっと毛色の変わった
アルバムばかりw。
とくにフリー系やそれに関連するようなスピリチュアルな
ジャズのアルバムが多いです。
中でも黒人アーティストによる、知性と美意識を感じる演奏のモノが
大好きであります。だから、露骨なジャズ・ファンク物は
嫌いではないけど、その場限りになっちゃうんですよね。


CLIFFORD JORDAN / GLASS BEAD GAMES (1974)


黒人アーティスト専門レーベルのSTRATA-EASTから
リリースされたジャズ・アルバムなのですが、
非常にスピリチュアルな作品を多く存在するSTRATA-EASTの中でも、
そしてSTRATA-EASTから出したCLIFFORD JORDANの
もう一枚の超有名盤と比較してもかなり地味でマジメというか、
聴き易いストレートなジャズを展開しております。
かといって、世に無数に存在するストレートアヘッドなジャズとは
一線を画す演奏と雰囲気がツボなんです。
それはやはり、コルトレーンの影響が大きいせいでしょうね。
JOHN COLTRANE」というそのまんまなタイトルの曲が
収録されてるくらいですからw。


収録曲中、いくつか耳憶えのある曲があります。
ピアノで参加しているSTRATA-EAST創設者の一人である
スタンリー・カウエル作の「Maimoun」。
カウエル本人のアルバムでもやってるし、
後年ではマリオン・ブラウンのVISTAでも
カバーしてるくらいの名曲でございます。
イントロのピアノとカッコいいベースの反復フレーズを
聴いただけで、ゾクゾクしますね。

うに

私のゴールデンウィークは、有休を使っての10連休となるのでありますが、特にこれと言って計画があるわけでもなく、現時点での外出は近所へ日用品の買い物に出掛けたりや散髪しにいったりする程度で、あとは家に引き込もって、年末にサボった大掃除をチマチマと行いつつ、スマホであれこれナニをし、普段じゃなかなか得られない情報を収集しては独りでニヤついておるのでございます。


例えば音楽。普段から恐ろしく一般的でない昔の洋楽ばかり聴いてるもんですから、たまには今風の一般ウケする音楽にも目を向けてみるのも面白いんですよね。
ただCDは買わずに専ら試聴用のデータをダウンロードして楽しんでます。
Perfume、ねごと、そして、あやまんJAPAN とかw 。


ただし、あやまんJAPANに関しては、芸人的な部分でも楽しんでるのですが、ああいう下品な宴会芸は私大好きなんですw 。自分も外で酒が入ると必ず言動行動共に下ネタに走りがちなもんですからw 。さすがに女子の前では自粛しますけどね。


最近はネットでラジオを聴く方も結構いるようで、私もスマホで聴くその一人なんですが、radikoだったかrazikoでだったか、普通のラジオだったらエリア外の放送も聴けてしまうのは、凄いこと。関西圏でやってるMBSヤングタウンが聴けるなんて!。
今朝聴いたのは、ABCの『おはようパーソナリティ道上洋三です』て番組。どうやら30年近く続く長寿番組のようで、しかも関西圏の人なら誰でも一度は聴いたことのあるくらいの聴取率の高い人気番組だそうで、私はもちろん初めて聴きましたが、やはり人気の要因は道上洋三さんのお人柄なのでしょうかね。
今日はたまたま堺市内のデカイ公園に2000人ぐらい客を集めての公開録音だったのですが、客の関西弁によるヤジはやはりオモロイw 。


あ~、今日は雑記になっちゃったけど、明日は、とあるスピリチュアルなジャズを取りあげる予定です。今、酒呑みながらブログ書きながら実際に聴いてるんです。


初めてandroidスマホでフリック駆使して長い文章入力しましたけど、疲れた(-_-;)。

うに


なるべく最近リイシューされたCDを中心に
更新しようと思っていたのですが、
ここのところと更新モチベーションが上がるような
作品内容が少なく、ちょいネタ切れ。
なので、しばらくは最近以外のものを取り上げることにします。



英国の女性フォーク・シンガー、Catherine Howe。
英国ものにはあまり詳しくないので、彼女のほとんどの作品も
もちろん未聴なのですが、この1971年に発表された1stだけは
3年くらい前にソウルのレア盤等の再発で有名なNumeroから
CD化されたので、割と期待して買ったのでした。


Catherine Howe / What A Beautiful Place (1971)


もうジャケットの美しさからして、その内容に
期待感を持ってしまうのですが、
期待以上でした(笑)。


まずなんと言っても、女性ボーカルが瑞々しく美しいのがツボ。
しかも、美人(笑)。
それに加え、基本がフォークなんだけれども、
プロデュースが英国のジャズ・ピアニストによるものだそうで
ピアノやホーン、ストリングスのバッキングが
アルバムの幻想的で上品な雰囲気を決定付けています。


メジャーセブンスを多用したメロウな曲や
突如現れる唯一の16ビートのファンキー曲など
どの楽曲も素晴らしく、聴き易さにおいても
文句はございません。