うに


なるべく最近リイシューされたCDを中心に
更新しようと思っていたのですが、
ここのところと更新モチベーションが上がるような
作品内容が少なく、ちょいネタ切れ。
なので、しばらくは最近以外のものを取り上げることにします。



英国の女性フォーク・シンガー、Catherine Howe。
英国ものにはあまり詳しくないので、彼女のほとんどの作品も
もちろん未聴なのですが、この1971年に発表された1stだけは
3年くらい前にソウルのレア盤等の再発で有名なNumeroから
CD化されたので、割と期待して買ったのでした。


Catherine Howe / What A Beautiful Place (1971)


もうジャケットの美しさからして、その内容に
期待感を持ってしまうのですが、
期待以上でした(笑)。


まずなんと言っても、女性ボーカルが瑞々しく美しいのがツボ。
しかも、美人(笑)。
それに加え、基本がフォークなんだけれども、
プロデュースが英国のジャズ・ピアニストによるものだそうで
ピアノやホーン、ストリングスのバッキングが
アルバムの幻想的で上品な雰囲気を決定付けています。


メジャーセブンスを多用したメロウな曲や
突如現れる唯一の16ビートのファンキー曲など
どの楽曲も素晴らしく、聴き易さにおいても
文句はございません。