うに


廃なモノ、いいですね。
廃バス。
昨年地方でドライブしてる最中に発見し
ケータイのデジカメでパシャリ。


非常に古い形のバスであるのは一目瞭然で、
私が子供の頃によく街中を走ってたようなやつ。
懐かしい〜。
ゴムで丸っこく縁取った立客用の固定窓、
板張りの床、やたらと長いシフトレバー。


実は私、このボディのメーカーとシャーシ&エンジンの
メーカーが一目で判るんです(笑)。


子供の時って、電車とかバスといった公共の乗り物に
興味を持つ傾向にあると思いますが、
私もそのパターン。
ただし子供のクセして、車体のメーカーとか
エンジンのメーカーまでに興味を持ったもんだから、
親としては、私の将来に不安を感じたことでしょう。


子供の時に記憶としてあるのが、
運ちゃんはほとんどトラック上がりの
気性の荒そうな人ばかりで
角刈りorパンチパーマだったような気がします。
運転ももちろん豪快。
目黒通りや玉川通りを爆走するもんなら、
手すりにつかまって座ってても
おケツがボンボンと中に浮いて跳ねる程。
デコバスなんてあってもおかしくない程。
運ちゃんの気分はすっかり菅原文太
「バス野郎・爆走一番星」。


ちなみに写真の廃バスのメーカーは
エンジンとシャーシが日野自動車
ボディは富士重工、のハズです。