うに


久しぶりに、トッド・ラングレン
聴きたくさせるようなマイナーな作品が
コリアンのRIVERMAN MUSICから再発されました。
BIGPINKやbeatballといい、
コリアンパワー炸裂な昨今でございます。


PETER ELIZALDE/WINTER PLAYGROUND MYSTERY(1982)


トッド・ラングレンがsomething/Anythingを発表してから
10年経って、強烈なリスペクターが登場したんですね。
プライベート・プレスならではの懲り様というか
よく研究されてるなぁと、関心しまくりです。


ペルー生まれの彼は、元々バンドでハード・ロックなど
をやってたんですけど、徐々にジャズやフュージョンの方へ
傾倒していったようですね。なるほど。


トッドと同じ具合にメロディアスで、
ポップなアレンジに、音処理もどこか1972年的。
転調の具合や和音の使い方もほぼ同じ。
メジャー・コードでは9度の音を
結構好んで使うんですよね。


このアルバムの凄いのは、
トッド・ラングレン好きの人間(私)が聴いても
「パクリ」というネガティブな印象を抱かせず、
むしろ賞賛させてしまうところでしょうね。