Peter Kelley / Dealin' Blues (1971年)

詳細わからぬ白人ブルース・フォーク。この味のあるシンプルさがたまりません。しかも、どこか陽の当らない澱んだ雰囲気(笑)。明確な3コードのブルースだけに留まらず、浮遊感のある宗教臭い雰囲気の楽曲もあったりして、全体的に内省的でSSW志向の強い内容。何故かムーグ・シンセが鳴っている曲もあるが、これが絶妙の隠し味。投げやり加減なボーカルもいい感じ。そしてジャケが渋過ぎ。