ヤスーラ刑事よ、永遠に

殉職するのかと思ったら、ハッピーエンドじゃん(笑)。しかし18年は長かったなぁ、私が中学生の時に始まった番組だし。ただこの番組は1年ぶっ通しで放映するわけでなく、「水戸黄門」のような放送形態だったので、「太陽にほえろ!」の15年ぶっ通し放送は依然記録保持かな。
実は熱心に見ているわけでもなかったんだけど、たまに見ると何かホッとする番組だった。刑事ドラマ不毛の時代と言われて久しいけれども、「はぐれ刑事純情派」だけは視聴率的にもずっと安定していたようだ。70年代80年代のアクションを主体とした刑事モノとは違い、地味だけれども人情味を強調したことによって幅広い年齢層に支持されたのだろう。
5年前、三鷹駅のロケ現場に遭遇したことがある。実物の藤田まことは、TVで見るのと何ら変らない印象だったのを憶えている。もう既に「藤田まこと安浦刑事」なのである。私の中では「必殺シリーズ」よりも印象が深い。
藤田まことを脇で固める俳優陣も、なかなかいい味出してたなぁ。課長役の人(名前失念)の口うるさい中間管理職キャラ、岡本麗のオバちゃんキャラ、梅宮辰夫の理解ある署長役、セリフは少ない地味なヒラ刑事役の2人(名前失念)。そういえば、七瀬なつみ加藤茶ぼんちおさむなんかもー時期レギュラーだったんだよな。若手だと、ケインコスギ横山やすしの息子、TOKIOの城島なんかが印象に残っている。