Faith Hope & Charity / Life Goes On (1976年)

Van McCoyって自分のアルバム以外では結構いい仕事するから不思議な人である。そこがサウンドの一貫しているバリー・ホワイトとの違いかな。このアルバムがリリースされた1976年といえばVan McCoyもディスコ全盛の時であるが、 彼が手掛けたFaith Hope & Charityのこのアルバムでは安直なサウンドは存在しない。Gadd、Tee、Edwardsによる鉄壁リズム陣をバックにした、スウィート・マナーに則ったスローとメロウでラブリーなダンサー、そしてドリーミーなバックコーラスはたまらない。ズレーマは既にソロ・デビューしているので、バックボーカルのゲスト扱い。