Karen Dalton / It's So Hard To Tell Who's Going To Love You The Best (1969年)

1st。白人ブルース・フォーク・シンガーとだけあって枯れたハスキー声と独特の歌い方であるが、12弦ギターでのけだるい弾き語りをもって暖かみすら感じる。ウッドストックのミュージシャンをバックに従えた有名な2nd『In My Own Time』に比べれば音的にも地味ではあるが、かえって息使いまでもが聞えてきそうな生々しさと静寂感が何とも言えず心地よく、美しい。