Flower / Heat (1979年)

セクシー・モデルFlowerの2nd(1stは本家サイトのDisk Review 06を参照)。一時期はオージェイズのアルバム等でフィリーのアレンジャー陣に名を連ね、自ら「Richie Family」というグループを結成しフィリーのダンス・サウンドを制作していたRichie RomeによるProdで、このアルバムもダンス・クラッシック張りなサウンドとなっている。収録曲がA面B面で2曲づつということからも、そのことが伺えると思う。何と言ってもストリングスとホーンのアレンジ処理が流麗かつ絶妙であること、程よくメロウでキャッチーな楽曲であることに尽きる。こういう長尺なら途中で飽きることがない。