超電磁ロボ コン・バトラーV

地元のリサイクル屋のジャンクコーナーで見つけたレコードなのですが、宝物でもあります。とは言っても音楽的にどうこうというモノではなく、幼い頃の思い出が詰まっている類のものです。
私にとっての「ロボットアニメ」といえば、「マジンガーZ」でもなく「ガンダム」でもなく、絶対に「コン・バトラーV」なのであります。とにかくカッコ良かった。5機のマシンが合体して巨大ロボットになるという、大量合体モノの元祖でもありますし、その機能美が何ともいえません。そして合体したロボットのルックスがとても洗練されていて、「ガンダム」なんかよりもカッコ良く思うし、今でも私の中ではその羨望は失われていません。当時は超合金で合体まで再現できるオモチャが売られていたんだけれども、結局買って貰う事ができず、バラで1号機のみを持ってました(苦笑)。
そして今回入手したレコードですが、TV用のテーマ曲を含めた全てモノラルのBGM集でありまして、聴いていると当時の光景が鮮明に甦ってくる感覚に陥ります。これは10年前に聴いた「太陽にほえろ!SOUND TRACK COLLECTION」という、同じくTV用BGMだけを集めたアルバムの時と同じ感覚(笑)。懐かし過ぎる・・・。
この「コン・バトラーV」のBGM集がリリースされたのが1981年。実は、現在バップから発売されている「ミュージック・ファイル」シリーズや、その他のTV用BGMのアルバム化の草分け的存在と一般的に言われているのが、1983年に発売された「太陽にほえろ!SOUND TRACK COLLECTION」なのですが、実際には「コン・バトラーV」や同時に発売された山毅版「ルパン三世」、「ライディーン」、「ボルテス・ファイヴ」、「巨人の星」等のBGM集の方が早かったのですね。