暗闇の中の魅力

東京の地下への興味が益々深くなる今日この頃。幻の地下ともなれば、尚一層に好奇心を駆り立てる。私にとって身近な幻の地下と言えば、京王線に存在する旧初台駅地下ホーム。現在はすぐ隣の甲州街道地下を走る京王新線の方の初台駅地下ホームを使用しているので、京王線の方のホームは通過扱いで使用されず、不気味な暗闇の空間である。実際、そのホームの真横を通過する時に、古臭いタイル外壁や改札口へ上る階段などが暗闇の中でも確認できる。使用する機会があるとすれば、緊急時の脱出口としてであろうが、それは絶対に避けたい事である。